お盆が過ぎ夏休みシーズンも徐々に終わりを迎えている人も多と思いますが、みなさん良い夏休みは過ごせましたか?
まだまだ暑い日が続く中で、夏バテや暑さで食欲がない時、夏を乗り切るために食べたくなるものと言えば、どんなものを思い浮かべますか?
作るのが簡単で冷たくて、さっぱりとしていて、食欲がなくてもつるりと食べられる「素麺(そうめん)」を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。
そんな素麺、実は太りやすい食べ物であるという落とし穴があることを知ってますか?
≪素麺はカロリーが高い≫
白くて細くて味も控えめで、食べやすい素麺、カロリーも低そうだしたくさん食べても…そう思っている人は少なからずいるでしょう。一時期では、某有名人が素麺ダイエットに成功したという話しで、素麺はダイエットにも効果的な低カロリー食材だと勘違いしている人も多いかもしれません。
そんな素麺のカロリーって実際どのくらいあるんでしょうか?他の食材と比較して調べてみました。
素麺(乾めん1人前)・・・約356カロリー
ごはん(1人前)・・・約252カロリー
食パン(6枚切の1枚)・・・約158カロリー
こうして見てみると、どうですか?素麺って意外とカロリー高いのが分かりますよね。
≪素麺と夏太りの正体≫
知っている人も多いかもしれませんが、実は人は冬に比べて夏の方が太りやすくなります。主な理由は、冬に比べて夏では基礎代謝が下がる為です。
そして暑い夏には、冷たいものを食べて体をクールダウンしようとしますよね?その上、冷房なんかをガンガン効かせた部屋で体を冷やしてしまうと、更に基礎代謝がさがって太りやすくなってしまいます。
冷たい素麺は、暑い時にはもってこいの食べ物で、のど越しもよくつるつると食べやすく、ついつい食べ過ぎてしまうなんてこともあると思います。前述でも述べたように、素麺はカロリーが思っている以上に高い食べ物です。基礎代謝が下がっているときに、素麺を食べ過ぎてしまうことで夏太りをしてしまう人が多くいます。夏バテ気味で素麺しか食べていないのに、最近体重が…なんて人がいたら、その原因は素麺の食べ過ぎが原因の可能性が高いかもしれません。
≪素麺以外も一緒に食べる≫
素麺だけを食べ過ぎるともちろん栄養も偏りますし体にも良くないので、他の食材も一緒に摂ることができれば、夏太りと夏バテの両方の解消になります。
夏バテには、夏野菜が良いといわれています、トマトやキュウリ、トウモロコシ、ナス、枝豆を素麺と一緒に添えて食べみてはどうでしょうか?夏野菜はカロリーも低く水分を多く含むものもあり、意外とさっぱりとしていて食べやすいです。そのまま切ってサラダでも、お浸しでも、千切りや細かく刻んで素麺に乗せて食べるのもいいと思います。
また、ネバネバ食材は夏バテ予防に非常に効果的で、納豆、オクラ、モロヘイヤ、山芋、なめこなどの食べ物を、夏バテ対策で素麺と一緒に食べるのもいいと思います。
素麺は他の食材と食べやすい食材でもあります。素麺だけですと、やはり素麺だけを食べ過ぎてしまうことがあると思うので、こういった夏野菜や、夏バテ防止の食材を一緒に摂るのが、夏バテ、夏太りの解消にとても良いでしょう。
コメント